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♪ このページでできること ♪
ベーシックタイプの型紙(販売前)を使って、女の子用のゆかた(単衣としても着用可能)をミシンで作っていくよ。8部に分かれています
作り方はその1~8の8部に分かれていて、このページ(その7)ではおもに【えりの縫い方】を説明するよ。
♪ えりをつけよう ♪
えりパーツを3つ合体させてから、えりをおくみ付きみごろに縫い合わせるという流れだよ。step
0流れ・材料
流れ
- えりパーツ自体を完成させよう・前半
- えりパーツ自体を完成させよう・後半
- みごろにえりをつけよう・前半
- みごろにえりをつけよう・後半
用意する材料
- 力布がつけ終わっているみごろ
- えり(掛) 1枚
- えり(地) 1枚
- えり芯 1枚
- 糸
えりパーツ自体を完成させよう・前半
えりのパーツは3つあるよ。
・えり芯(えりしん)
・えり(掛)
・えり(地)
・えり芯
・えり(地)
まずはこの2つを使って、
えり(地)の生地裏面・えり芯の生地表面をおもてにして、生地の中央部分で図のように重ね合わせるよ。
えり(地)の青点線側の縫いこみに、点線に被らないようにえり芯を重ねよう。
図の 部分を直線縫い、両端 は返し縫いしてね。
こんな感じになるよ。
- えりパーツ自体を完成させよう・前半
- えりパーツ自体を完成させよう・後半
- みごろにえりをつけよう・前半
- みごろにえりをつけよう・後半
えりパーツ自体を完成させよう・後半
次はこのえり(掛)を用意して、
①図のように一度置いてみてね。
・えり(掛)は生地表面を、えり(地)は生地裏面をおもてにして、
・2枚の長辺の青線・青点線の並ぶ向きを同じにして置く。
↓
②そして のように、短辺の青線が重なるように、えり(地)をえり(掛)に乗せるよ。
↓
中表に重なればOK!
のせたら短辺の青線に待ち針を打って線上を直線縫いするよ。両端は返し縫いしてね。
このようになるよ。
そうしたらえり(掛)の生地を下にある状態のままで左側にぐり~んと倒すよ。
見る角度を変えるとこんな感じ。
左に持ってきたえり(掛)の端を図のように3cm程谷折りしてね。
持ってきたえり(掛)の端を中表に重ねて、短辺の青線に待ち針を打って線上を直線縫いするよ。
両端は返し縫いしてね。
このようにえり(地)とえり(掛)で、ねじれることなくわっかができていたらOK。
生地表面をおもてにすると、えり(掛)の生地がふわふわと余っているので、余り分が左右均等になるようにえり(掛)の短辺の端を山折りしてね。
山折り位置の目安として、えり(掛)の左右短辺に青点線が引いてあるので、参考にしてね。
最後に長辺の青点線( 部分)を生地表面が山折りになるように折って、アイロンでおさえ強い折りすじをつけておこう。
えり(掛)・えり(地)が重なっているエリアも2枚重ねて折っておこう。
えりパーツ自体を完成させよう・前半- えりパーツ自体を完成させよう・後半
- みごろにえりをつけよう・前半
- みごろにえりをつけよう・後半
みごろにえりをつけよう・前半
ここからは『おくみ付きみごろ』→『みごろ』
えりパーツを3枚合わせたもの → 『えり』 と表現します。
みごろと力布を2枚重ねたまま 部分(青曲線)の切りこみを入れよう。
みごろの上側とえりの中央部分を生地裏面をおもてにして、図のように置いてみてね。
の青線はこの画像掲載時の白生地には記していなかったため描き足しております。販売中の型紙・寸法図には記してあります。ご了承ください。
いよいよえりを付けるよ。
ここから先は から までみごろの ラインにそって、えりの ラインを付けていく説明になるよ♪
みごろの 側にえりの 、みごろの 側にえりの がくるよ。
ちょっと休憩
この ラインは“こっちらほの基準として採択した一例”に過ぎません。例えばカーブを効かせたり、直線に入る角度や線の長さを変えたり、色々と工夫のし甲斐がある代表的な箇所です。
待ち針を打っていくよ。
1本目の位置は図の黒丸●、つまりえりの真ん中とみごろの背縫い部分♪
みごろの上にえりを重ねた状態で、図のようにど真ん中よりは少し右にずれた位置に打つよ。
…(ア)
2本目は、えりの○範囲とみごろのおくみを縫いつけた部分。( 部分)
えりの○範囲(型紙参照)があるのでまずはその範囲の真ん中に待ち針を打ち、同針で続けてみごろのおくみを縫いつけた上部分にある青線と青ななめ線の交点(縫い線上)に刺し、動かないようとめるよ。
…(イ)
反対側も2本目と同様にして3本目の待ち針を打つよ。( 部分)
…(ウ)
途中経過・待ち針の刺す方向
ここまでの待ち針位置(ア)~(ウ)
・えりの生地裏面から見たところ
・みごろの生地表面から見たところ
各待ち針の刺す方向・位置(ア)~(ウ)
(ア)~(イ)間に待ち針を打つよ。
(ア)(イ)の待ち針ごと生地を持ち上げて、
(×印あたりを両手で持つ)
生地のゆるみがなくなりピンッと張るよう左右に軽くひっぱるよ。
一方がまだゆるむときは?
そしてみごろのななめの青線の上端あたりを刺すよう、えりのほうから4本目の待ち針を打つよ。(2枚目図の黒丸●や の位置)
…(エ)
同じように
(ア)~(エ)間を軽くひっぱりながら(オ)(カ)、
(イ)~(エ)間を軽くひっぱりながら(キ)(ク)
を打つよ。
途中経過
・みごろの生地表面から見たところ
(エ)の時同様、(ア)~(ウ)間を軽くひっぱり、9本目の待ち針を打つよ。
…(ケ)
(カ)~(ク)の時同様、
(ア)~(ケ)間を軽くひっぱりながら(コ)(サ)、
(ケ)~(ウ)間を軽くひっぱりながら(シ)(ス)
を打つよ。
途中経過
・みごろの生地表面から見たところ
(イ)側の残りのえりに待ち針を打っていくよ。
右側のおくみを図のようにまっすぐに置くと、
おくみの折り返しとみごろの縫いこみによって、えりを付ける際に目安となる青点線が見えなくなっているから、書き足していこう。
おくみの合い印(左側の矢印)と見えている青点線にそって定規・ものさしを当てよう。
水で消えるペン等で の範囲に青点線を書き足すよ。
… おくみとみごろを縫い合わせた直線縫いのラインにぶつかるまで書こう。
出来上がりはこんな感じ。
(イ)の待ち針よりやや左側(裾寄り)に、青点線と直線縫いの交点ができるよ。
青点線の3~4mm上にえりを付けていくよ。
えりの青線が上図の に重なるあたりに置いて、
おくみの端(図の黒丸●)に刺せるよう、えりの青線上に待ち針を打つよ。
…(セ)
結果的に□範囲内に待ち針が刺せていたらOK♪
※□範囲から外れてても、今まで打った待ち針間の生地が波打ったりつったりすることなくバランスよくなだらかに打てていたら、全然OKです。
(イ)~(セ)間を打つよ。
えり(掛)の山折りが変に折れ曲がらないように①を打つ
↓
みごろの縫いこみの端付近で②を打つ
↓
②と(セ)の中間に打つ(補の待ち針)
(ウ)側の残りのえりと左側のおくみも同様に、(ソ)・①・②・補を打っておくよ。
待ち針おわり♪
部分(えり生地の青線上)をまっすぐ縫うよ。(セ)~(ソ)
は返し縫いしてね。
出来上がりはこんな感じ。
えりパーツ自体を完成させよう・前半えりパーツ自体を完成させよう・後半- みごろにえりをつけよう・前半
- みごろにえりをつけよう・後半
みごろにえりをつけよう・後半
完成形のえりの形にととのえて待ち針を打ち、仕上げの直線縫いをするよ。
(イ)~(セ)間に待ち針を打った時のように右側のみごろをまっすぐに置いて、図の 点線(みごろ生地上の青点線)で谷折りしよう。
谷折り部分にアイロンをかけよう。
出来上がりはこんな感じ。
左側のみごろ・えりも同じように谷折りしてアイロンをかけよう。
(イ)~(ウ)間(えりの中心部分)も、えりをまっすぐに置いて谷折りしてアイロンをかけよう。
出来上がりはこんな感じ。
谷折りによって山折りが出来たえりを、図のように手前にえりの青点線が横まっすぐにくるように置くよ。
○部分から、えりの形にととのえていこう♪
図の 点線(えりの直線縫いのはしっこ・付け根から出ている線。型紙には表記なし)で谷折りし、アイロンでおさえるよ。
このように出来たら、一度ひらいて、
折り山を少し折り下げるよ。
折り下げたまま、先ほどの谷折りで戻そう。
折り下げたことでえりの直線縫いが端まで見えるようになったら、アイロンでおさえよう。
(この時えりに被さっているみごろ部分は、えりに重ねて一緒に谷折りして、そのままえりの谷折りの中にしまっておきます)
えり幅が半分になるように折り上げて、アイロンをかけて折り目をピシッとととのえよう。
えり先を一度ひらいて、 部分を先ほど折り下げた縫いこみとみごろの縫いこみの間にはさみ込むよ。
このようにはさみ込めたら、待ち針を打っていこう♪
えり先で①を打つ
↓
えり(掛)の山折り付近で②を打つ
↓
①と②の中間に打つ(補の待ち針)
左側のみごろに付けたえり先も同じようにととのえるよ。
ととのえたら、①・②・補を打っておくよ。
ポイント
①・②・補の待ち針は最初にえりに刺した後、(みごろの向こう側の縫いつけ済みのえりの生地まで刺さずに)みごろ・おくみの生地だけすくってとめるといいでしょう。
えりの中央エリアも待ち針を打っていくよ。
力布をつけよう(その6の第3ステップ目) でざっくり縫った糸の一部分をほどいてはずしておこう。
部分ははずした方が良いけど は完全に縫い糸が隠れて生地表面から見て見えないようであれば、はずさなくてもいいよ。
青点線の折り目であらためて谷折りし、えり芯をみごろの縫いこみの下にしまい込もう。
えり幅が半分になるように折り上げて、
アイロンをかけて折り目をピシッとととのえよう。
折り目が付いたら、待ち針を打っていこう♪
中心(背縫い付近)で①を打つ
↓
中間に打つ(補の待ち針)
待ち針おわり♪
部分をまっすぐ縫うよ。
は返し縫いしてね。
えりの折り山から3,4mm内側を直線縫いしてね。
出来上がりはこんな感じ。
最後に力布をとめている残りの糸をはずしたら完成♪
えりパーツ自体を完成させよう・前半えりパーツ自体を完成させよう・後半みごろにえりをつけよう・前半- みごろにえりをつけよう・後半